社畜のはりきり朝ごはん

社畜なのにがんばって朝ごはん作るよ!ホントだよ!炊飯器でカレーとか作るんだよ!٩( 'ω' )و

【せんせいあのね】30きろはしったよ

ひょんなことから30kmマラソンに出場しました。

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出場といっても順位は出ないし記録も計られないし、なんというか、河川敷を片道2.5kmを6往復しましょうよ。ねえ、そうしましょうよ、きゃっきゃうふふ。

といった類のもので軽い気持ちで誰かいっしょに出ないかお誘いをかけたところ見事に誰からもレスなくて一人で出ることになったのです。(みんなたまたま忙しかったんだろうなあ)


まあ正直に申し上げますと5kmくらいは時々走ってるし若いし余裕やろ、とたかをくくっていたのです。


ね☆もうここまででわかったでしょ?

そうだ、いつだって軽視が悲劇を生むのだ。

これは一人の社畜がハードルにぶち当たり現実に打ちのめされる愛の物語である。


■スタート ~初夏の空気を胸いっぱいに吸い込んで~

5月の抜けるような青空に午前9時。

空気は涼しくてあたりは草の香りが満ちていて日差しは柔らかくて一日はこれからで、意識は冴えていて体は軽く、ぼくのワイヤレスヘッドフォンはごきげんなm-floナンバーを奏でながらいつもよりゆっくりなペースでアスファルトに足を踏み出しました。

ええ、初めは極めて余裕だったんです。

よく5km走っていて調子のいい時は8kmとか走ってて今回30kmでしょ?

5と8と3だけ比べたら3が一番小さいし、こりゃあ何事もなく終わるなと思ってたんです。

このレースではキロ5分、キロ5分半、キロ6分、キロ6分半、と30秒おきにペースメーカーが走るんですが、いつもより遅い、キロ5分30秒の集団にくっついて走ることにしました。

時々目にとまるちょうちょがひらひらと、道端のシロツメグサがふわふわと、それはそれは素敵な5月のランニングでした。

30kmだと物足りないんじゃないか。追加で5kmくらい走っちゃおうか、なんて考えていた当時の私に蹴りを入れたい。


■異変 ~それは突然やってきた~

どこかで聞いたことがあるんですが、

普段走ってる距離の2.5倍以上はやめとけ

みたいな言葉があって、その予兆が半分を折り返した17.5km地点で起きたのです。

やけに水がうまい

このレースでは水とアクエリアスに加えてコーラ!が2.5km毎に手に入るんですが、それがめちゃくちゃうまいんです。

なにこれこんなコーラ飲んだこと無い。


調べたところ人間の体には糖質が300~400gくらい蓄えられていて、それはグリコーゲンというカタチで効率良く運動エネルギーに変えられるらしいのですが、1600kcalくらいしか持たないんだって。それを使いきっちゃうと脂肪を分解して走るしかなく、がくっと疲れるんだって。へぇ。そういうの先に言ってくれる?言わないとわかんないでしょ?


で、ちょっとだけペースが落ち始めました。そのときの模様がこちらです。

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まだ見えてるでしょう?

追いつくと思うでしょう?

俺もそう思うじゃん?

追いつけないんだなこれが☆

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あれ…?

あ、あれれー?\(^o^)/

ちょっと待ってー\(^p^)/

遠くなってるよー!\(^p^)/

いっしょに走るっていったじゃーん
\(^p^)/



さらにペースダウンして20km折り返し後…。

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みんなテレ屋さんなのかな!\(^q^)/

えへへ。見渡す限り誰もいないぜぇ?
\(^q^)/


■ぐだぐだ ~筋肉と会話ができるようになった~

最後の5kmはなんというか、理性では走り続けたいけれど足がそうは思っていないというか、理性v.s.下半身というか、下半身をなだめながら走るというか。

オトコの下半身というものは本当にやっかいなものなんですね。(遠い目)

そして周りに誰もいないまま痛い痛い下半身をごまかしながら走ってる間についに筋肉と会話ができるようになりました。


くるぶし「あの、理性さん」


-なんだい?


くるぶし「あと2.5kmがんばったらゴールだって言ってましたよね?」



-…そうだったかな…?



くるぶし「太ももさんも足首さんも怒ってましたよ。もうラストスパートだからってずっと言われてるって」


-…ちょっと計算間違ってラストが長くなってるんだ


くるぶし「もう限界来てるンスよ…後何キロなんスか?」


-そうだね…残り5キロきってるから切り下げて半分の2.5kmとしてそれを2で割ると1kmだからざっと500mってとこだよ!ほら、もう少しだよ!


くるぶし「またそんな嘘ついて!僕らもう理性さんの嘘にはあきあきしてるんですよ!もういいじゃないですかリタイアすれば!ハーフならいい感じの記録ですよ今なら!」


-ば、ばかやろうっ!リタイアしたらブログにアップした時ちょっと恥ずかしいじゃないか!ぱんっ


くるぶし「ぶったね…?(程よいマッサージか!)いいですよもう!わかりましたよ!じゃあ溜まった乳酸置いていきますけど、これ確実明日筋肉痛ですよ!もう知らないッスよ!」


-だ、大丈夫だって!ほら、コーラ飲んでいく?もう、あとちょっとしかないけど…


くるぶし「コーラもう残ってないじゃないですか!あと、水を頭から浴びようとして間違えてアクエリアス取っちゃうのもうやめてもらっていいですか!?」


-ひいぃいぃごめんなさい!かっこつけようとしただけなんですぅう



そんなやりとりをし始めた頃には暑さにやられてもう限界を超えていたんだ。



…それから無限とも思える時間が経ちました。

夏が来て、冬が来て、年が変わり、妻をめとり、娘が生まれ(さちこ)、さちこが小学校にあがったくらいの時でしょうか。歩く寸前くらいのペースでよたよたと走るのにも慣れたある日、奇跡が起きます。


あ、あれはキロ6分の人たちの集団だ!!


追いつかれた\(^q^)/


でも不思議なことにいっしょに走る人たちがいるとそれ以上はなかなかペースダウンしないもので、ゴール!


出発するときによちよち歩きだった娘はもう高校生になっていました。大きくなったね。さちこ。


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ゴールした後はとにかく甘い水を飲みまくってグレープフルーツを口いっぱいにほうばって酸味と甘みが体中に染みて、こんなにうまいものがこの世にあったなんて信じられなかった。

もう朝ごはん作るのやめて毎朝グレープフルーツでいいんじゃないかとすら思った。そのくらい美味しかった。


さらに休もうとしたところどんな姿勢でもどこかの筋肉がつるといった感じでいろんな姿勢を試してみたんですが、一番楽な姿勢は意外なことにあれでした。


M字開脚

そうか!やっとわかったぜあの姿勢の真の意味が!

いや、嘘だと思うかもしれませんがどの筋肉もつらず程よくストレッチされて長時間続けていられるんですね。


で、ぼんやり休んでたらまだまだ往復する人たちがいて、このレース、30kmマラソンは一番序の口で、他にこんなメニューがありました。

・フルマラソン
・7時間耐久マラソン

あぁ、そうか…ドMの国、日本

と、えむじかいきゃくをしながらすぽーつどりんくをすすってどえむをきわめるにはまだまだとおいなあ、とおもいました。


人生にも伴走者を!\(^q^)/