社畜のはりきり朝ごはん

社畜なのにがんばって朝ごはん作るよ!ホントだよ!炊飯器でカレーとか作るんだよ!٩( 'ω' )و

謎ふりかけの世界へようこそ!

えのきだけは悩んでいました。

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「ぼくは鍋以外どうやって食べてもらえばいいんだろう」

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えのきだけは鍋をするときだけ、たくさん食べてもらえました。鍋のときだけえのきだけ、という感じでした。



しかし、ひとたび余ればキッチンの隅っこで少しずつ茶色く染まり、しわっしわのじっとじとになっていくばかりだったのです。それはなぜかって正直シェフ社畜のレパートリーが少ないことが原因だったのですが、さっとゆでてえのきのおひたし、とか言われてもなんだかよく言ってる意味がわからなかったのだからたまりません。怖い。無知って怖い。

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「そうだ、先輩のところへ相談しに行こう」



悩んだあげく、えのきだけは、どんなに余ってもいつもりっぱなおかずになっていると噂のしいたけパイセンのところへ相談しにいきました。えのきだけが頼れるのはしいたけだけ、という感じでした。


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「しいたけさん」

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「なんや」

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「しいたけさんはどうやっておいしく食べてもらってるんですか」

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「……」

しいたけパイセンは正直困りました。


実はしいたけパイセンはこのところすき焼きにつぐすき焼きでぶっちゃけすき焼き以外で最近買ってもらっていなかったのです。それはなぜかって言っちゃうとシェフ社畜のレパートリーが少ないことが原因でした。しいたけパイセンの肉詰めとかよう作らんかったのです。あと、しいたけってちょっと高いのです。怖い。貧乏って怖い。

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「…ふりかけや」

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「えっ」

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「ふりかけ…やないか」

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「えっちょっとよくわかんない」




しいたけパイセンの考えを詳しく聞くと、甘辛く炒りつければ絶対うまいから、ということでした。えのきだけにとってはいい迷惑でしたが、えのきだけは人から迷惑をかけられるのが嫌いではありませんでした。迷惑をかけられて許してあげるのが、えのきだけは好きでした。

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「ふりかけってきのこで作れるんだっけ」



このときえのきだけの不安は的中しましたがそのときのシェフ社畜には届きませんでした。怖い。素人って怖い。

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しいたけパイセンとえのきだけは繊細かつ大胆に、それでいてきのこらしさを忘れずに勝負に出ました。

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お野菜もあったほうがいいということで選ばれた長ネギも、

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一本まるまる使うことになりました。

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それだけでは飽きたらず台所の隅で乾き始めたショウガさんも千切りにしました。この頃からシェフ社畜の脳裏に「在庫一掃処分」という言葉が浮かびました。

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フライパンに胡麻油を熱して、

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ショウガを弱火で炒めます。

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そこにえのきだけと、

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しいたけパイセンが入って、

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ネギも全部放り込みました。

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いい感じです。と、そこへふと頭をよぎったこの食材。

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ちりめんじゃこです。

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シェフ社畜はピーマンといっしょに炒めようと思っていたちりめんじゃこをおしげもなく全部フライパンに放り込みました。夜もふけると大概ろくなことはしないものです。怖い。深夜って怖い。

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さあ、

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味付けの時間だ!!


結局えのきだけはすき焼き、の発想からシェフは自由になれませんでした。怖い。習慣って怖い。

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そしてそこへさらに謎の食材が投入されます…!

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かつお節でした。


もはや「ふりかけ祭り2015'」の開催でした。ふりかけっぽいものをじゃんじゃかじゃんじゃか入れちゃえばいいじゃん、じゃんじゃかじゃんじゃか、という感じになってきたのです。怖い。自分の才能が怖い。

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この頃「ふりかけってきのこで作れるんだっけ」という気持ちが芽生えましたが一瞬で忘れることにしました。地球46億年の歴史から見ればそれでいいのです。怖い。勢いって怖い。

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ゴマもなんだかふりかけっぽいという理由で採用しました。

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さらに七味唐辛子も採用しました。これおいしそうじゃんじゃかじゃんじゃか、という感じでした。


このとき午前2時で、逆に一周して楽しくなってくるハイテンションがシェフを襲ったのです。これを作り終えたら天体観測にでも行きましょう。怖い。BUMP OF CHICKENって怖い。



さ、そろそろかんs

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ふり…かけ…??('∀`)

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先生、ふりかけってこれでいいんでしょうか?('∀`)

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いつまでもてろんとしているきのこのみなさん('∀`)



しかしもうなんかフライパンにこびりつき始めているのでシェフ社畜は「これにて一件落着!」と謎の言葉を言い捨てて眠ることにしました。ご飯の予約炊飯だけは怠っていなかったのはさすがのあっぱれです。

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そして翌朝、昆布と一緒に炊いたご飯がとっても眩しくていい感じです。

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昆布といっしょに炊くと白米がひとつぶ一粒立っているような仕上がりです。



そこへ昨日炒めてフライパンの上に放置していたふりかけを…

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ふり…かけ…を…(;´∀`)

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ふり…かけ…ヽ(^o^)丿

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いったいふりかけとはなんなのか('∀`)



この料理はいったいなんと名付ければいいのか('∀`)



図らずもふりかけという名の地平線を押し広げてしまったシェフ社畜ヽ(^o^)丿



最後にこれだけはいいたい…!!



「めっちゃおいしいヽ(^o^)丿」 



結局ごま油とショウガ、長ネギとエノキにしいたけ、ゴマにかつお節で七味唐辛子がぴりっとしててすき焼きの甘辛いタレが後を引きます。



 「めっちゃうまいやんけヽ(^o^)丿」


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えのきだけは急に幸せを感じました。もうすき焼きで使ってもらわなくてもふりかけになることができます。ふりかけが何か、という話は特に気になりませんでした。だいじなのは、えのきだけがいつでも帰ってこれる場所があるということなのです。どんな食材でも優しく抱きとめてくれるのがふりかけだったし、ふりかけを作るぞという気持ちだけでふりかけを作るのには十分なのです。これでえのきだけの冒険は終わりました。最後にえのきだけだけに一言だけ。



ふりかけはヽ(^o^)丿




レシピのオアシスだよ!ヽ(^o^)丿





みんなも自分だけの謎ふりかけを作って周りの人を困らせちゃおう!('∀`)




きっと楽しいから!ヽ(^o^)丿




迷惑かけるのも、ハッピー!('∀`) 




社畜のはりきり朝ごはんでした!ヽ(^o^)丿ハッピー