ぼくらは朝ごはんをリレーするのだ
おかずからおかずへと
そしていわば交替でごはんを食べる
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ
朝のリレー/谷川俊太郎
と、いうわけで寝坊したんですけどね。
それでも私の朝ごはんはこうなるのです。
昨日よりおかずが増えている!!!
理由は簡単、毎回おかずを作り過ぎているからで御座います。
昨日のパセリの卵とじが残っていたのでそれにパセリのおひたし、パセリと油揚げと三ツ葉の味噌汁を追加しました。
え、なに?なんだって?
おかあさん、昨日と違うの食べたい?
だまらっしゃい!なぎ払え!(クシャナ殿下風に)
それではパセリのおひたしの作り方です。
鍋に水を張り火にかけます。
で、沸騰したら火を限りなく弱めて70度くらいになったかなー、と思ったら軸を取り除いたパセリを投入して一分待ちます。
あ、70度ってなかなかイメージ難しいと思うんですが、簡単にわかるコツがあるので教えますね。
アバウトですが、実際に自分の指を入れてみて、
あにこれどぅえぉおおおうぁわあぁっっっちぃいいい!
くらいが80度くらいです。なので、
どぅえぉおうぁわあぁっちぃい!
くらいが70度となります。
ちなみに100度だと、
ひ、ひぎいぃいぃいぃじょぼぼぼぼぼ
となるので是非参考にして下さい。もう一回言いましょうか?
さて、1分経ったらお箸でおひたし分だけ直接お皿にあげて冷めるまで放置しましょう。
冷めたら手でぎゅっと絞ってお好みでカツオブシ、お醤油をちらっとかけただけでいただきます。
ゆずぽんもおいしいですね。
パセリの香りが引き立っていながら全然バサバサしない!これはオススメでございました。醤油かけ過ぎないように注意。
で、料理ポイントなんですけど味噌汁にする分のパセリは鍋に残しておきます。(天才!)
そんでパセリの残ったお湯はまた火にかけて油揚げ、三ツ葉を加えて味噌を溶かしたらお味噌汁の完成。
その間昨日の卵とじをレンジで温めたら今日はコレで決まり!
パセリを食べきるために茎もたっぷり入れてみました☆
さて、もこみちくーん?お味の方はー?
うん、かてえ。
なにこれパセリの茎かてえ。
歯ごたえを程よく残そうと思ってパセリの茎と三ツ葉を入れてろくに火を通さずに今日はコレで決まり!とか言ってた自分が恥ずかしいです。
三ツ葉は全然いいんですけどパセリの茎ってむっちゃ固いんですね。
せっかくこんなに固いので他に使い道がないか考えてしまうくらいに硬かったです。
それでは参りましょう。
固く茹でられたパセリの茎の使い道:
・骨折などの添え木に。
・棒高跳びの棒に。
・家屋を建設するときの大黒柱に。
・ガンシップの装甲板に。(姫様の腐海遊びも むだとは言えんのう)
・パ・リーグの屋台骨に。
・俺、絶対東京の大学行くから!パセリの茎より固く誓うから!などの例えに。
・好きな女の子の目の前でパセリの茎を叩き割りドヤ顔をして求愛に。
・「たっくん、お味噌汁の具かたよってないー?」
-そんなことねえよ。ちゃんと油揚げ入ってんじゃねえか。
「うそだー、あたしの全然パセリ入って無いよー?」
-たまたまだよ。ほら、早く食うぞ。
「けちー!あたしだってパセリ食べたかったんだよー?」
-こんなうまいもん、お前にあげるわk・・・バキン!がっ・・・げふっ!・・・はぁッ・くっ・・
「たっくん!?大丈夫!?どうしたの!?たっくん!?」
-いけねえ・・・パセリの茎が固くて奥歯から前歯まで全部たたき折れちまったみたいだぜ・・・へへっ、無理してかっこつけようとしたのに・・・このざまさ・・・くっ・・
「たっくん・・・もしかしてあたしのためにわざと・・・・・・。もう、ばかなんだから・・・」
パセリの茎は硬かったけど、あたしたちの絆のほうが、固い☆
さ、これであなたもパセリの可能性が広がりましたね!もうNERO!俺早くNERO!おやすみなさい!