実はわたくし、小さい頃おばあちゃんの見ていた「ためしてガッテン」に感動して今でもためしてガッテン全部予約録画しててためしてガッテンの提供する知識を余すところ無くためしてガッテンしている、いわば、「ためしてるガッテン」なんですけどね。
そんなためしてるガッテンな毎日だったんですけどこれまで撮りためたのを見直しながら感動でしbらく呆然として「そんな馬鹿な!」と思わずボケそこねるくらいにびっくりした回を紹介します。
『バナナのスゴ技7連発』
いや、ためしてガッテンの食に対するこだわりにはもはや狂気すら感じていましたが今回のバナナ回は普段のクオリティをはるかに超える内容で今も涙が止まらなくてモニタがきちんとみrえないふじこふじこ
そんな2013年3月13日放送のためしてガッテン!の内容を今日は特別に教えちゃいたいと思います!長いよ!準備はいいかな!
撮影:シェフ社畜
1.あなたのバナナのむき方は100%間違っている
まずお伝えしたいのが、バナナの持つ真の力!
みなさんは特に疑いもせず安穏といつものようにバナナを軸の方からパキッと折って毎日マンネリ化した食べ方をしているのでしょう。以前の私のように。
日本人が最も消費する果物が実はバナナなのでリンゴよりみかんよりスイカよりぶどうよりあなたはバナナを最もたくさん食べているのでしょう。
でも。
あなたが食べているバナナの方角は実は「バナナの本気の甘さではない」のです。どう?ドキドキしてきた?
こちらが番組で紹介されていた動画なんですが、なんと猿のバナナのむき方って逆なんだそうです。
一分くらい。甘さについては言及していない
おわかりに、なったであろうか…?
そう、バナナって茎がついている方向に花が咲きますんで、そっちは甘みが薄い部分なんですって!で、逆側を押しつぶすようにして割るとすっごくむきやすい上に、
甘い
んだそうです!
ここがパキッと割れる
実際にやってみたところ、
あ、黒いとこ苦い!
すまない、ここは取り除いてくれないか
ということで、軸じゃない方は先っぽに黒ずんだ苦い部分があるのでそれをよけて食べましょうね。
で、その後再度食べてみたところ、
うん、甘い!
気がしないでもない!と思わないでもないらしい…かな???気持ちの問題…かな???
ちなみに猿の中には軸側から食べる猿もいて、正直なところ人それぞれっていうか猿それぞれっていうか、甘いところを残す人もいるしまあ剥きやすさだけで勘弁してくれや今日のところは。
まあためしてガッテンはいっつもジャブから入りますからね。
いったん落ち着こう。
まだ慌てる時間じゃない。
2.50年前のバナナは今より全然甘い!
なんと!!
かつてかけそば一杯40円だった頃、バナナは1kg500円だったそうです。
そんな高級品なバナナ。
今我々が食べてる買ったばかりの真っ黄色バナナは糖度15度くらいに対し、当時のバナナはなんと23度以上!
別人か!
僕らはバナナの真の力を誤解しながら毎日を生きていたというのか!
1,500円のランチと2,300円のランチじゃ全然違うやろ!
例えが!!
イマイチ!!!
3.味の違いはバナナの熟成法にあった
実は日本では防疫の観点から未熟なバナナ、緑色のバナナしか輸入することができません。
で、仕方がないから日本で人工的に熟成させるんですが、昔はバナナ本来の力で熟成させていたそうです。
どういうことかというと、
温める、という裏技。
バナナは加熱すると果実そのものからエチレンを発生させます。エチレンは皮を緑から黄色にし、
同時にバナナの身を熟成させ、とっても甘くするんです。
それに対して現代ではなんと工場でバナナにエチレンガスを吹きかける方法を採用しています。これだと表面はエチレンのおかげで黄色く色づきますが身の方はバナナ本来の力、バナ本では無いために真の甘さを発揮できていないそうなんですね。
バナナ!お前…なんで言ってくれなかったんだよ!
(夕日を背にグラウンドに拳を叩きつけながら)
なんで温める熟成法をしなくなったかって、そっちのほうが日持ちがいいからなんだって。ぼくらは甘さを犠牲に日持ちを選んだのだ。それが高度資本主義経済なのだ。
ラブ&ピース。
4.だがバナナをめちゃくちゃ甘くする裏技があった!
ご存知の方多いと思うんですが
ためしてガッテンはホントに視聴者じらしがうまいんです。
ここまでで既にあまあいバナナは二度と手に入らないと諦めかけたみなさん、ためしてガッテンはすごいんです。今回も焦らしに焦らされてもうこんなになってきた頃にその裏技を伝授してくれました。
なんとエチレンを外側から吹きつけられたバナナでも、真の甘さをたった5分で取り戻す、どんなご家庭でも簡単にできる裏技があるんです。
それを使うとなんと糖度23度のバナナを一瞬で作り出せるんです。
それがなんと、
50度のお湯に5分間浸す!
なんやそれ簡単。
なんとバナナは50度のお湯につけるとその5分間で糖度が2度上がり、その後一時間常温放置するだけでさらに3度以上糖度が上がるんだって。
奇跡の果物かお前は。
奥さん、ほら、涙拭いて。
これなんでかっていうとバナナはさつまいもと同じくらいのでんぷん含有量(約20%)なんですが、このでんぷん、アミラーゼという酵素が糖に変えることが出来るんです。
そんなアミラーゼが働くことが出来るのが40度~50度。その温度を5分間キープするだけで奇跡起きるから。
バナナ、本気出すから。
ちょっと50度っていうのがどうすればいいかわかんないですけどそれは今度チャレンジすることにします!
バナナ…すごいです…
5.バナナさんを3倍以上日持ちさせる裏技もあった!
これで終わりだと思ったためしてガッテン初心者のみなさん、ためしてガッテンなめんで?なめんでためしてガッテンなめんといて?
だいたい一週間で黒くやわらかくなるバナナ。
なんとどんなご家庭でもできるたった5分間の裏技で3倍も日持ちを伸ばす裏技があるんです!ねえ、興奮してる?
それがなんと、
50度のお湯に5分間浸す!
いっしょや。
なんと50度のお湯に浸されるのってバナナにとってはすんごいストレスなんだそうで、そのストレスに対抗するためにバナナは熱ショックタンパク質というのを分泌しているそうです。(これが熱ショックタンパク質の説明。うん、死ぬほどわからん)
でもすごいね、甘くしようと思ってお湯に浸してたらバナナ3倍長持ちしちゃうんだって。しかも冷蔵庫に入れても黒くならないんだって。
こう、なんというかいじめればいじめるほど甘くなって若さを取り戻すそんなバナナ。お前さてはドMか!
6.バナナデザート
最後は恒例のレシピ紹介です。一口にバナナって言っても生で食うだけじゃないんで!今度作ってみんね!(ノ´∀`*)
バナ餅
なんとバナナをそのままトースターで10分から15分間焼いて、真っ黒になったところをとろっとろの果肉をスプーンですくって、沸騰したお湯でやわらかく茹でたお餅にかけてお好みできな粉をトッピング。これめっちゃおいしそうだったな。普通のバナナより全然甘いんだって!
バナナプリン
バナナを3本レンジで3分加熱してミキサーで牛乳150ml、砂糖30gと混ぜて冷蔵庫で固めるだけ!ゼラチンとか入れないのに自然に固まってプリンになるんだそうです。
ババナ本当にすごいね。もうナババを知り尽くした気になってた自分が恥ずかしい。ちなみにこの内容を書くのにためしてガッテン3回見なおしました。ぼくの日曜日消えた。そのぐらいすごかった今回。今も立川志の輔のドヤ顔がまぶたの裏に焼き付いています。
瞳を閉じれば立川志の輔が、まぶたの裏にいるようで。
さて、さっそく今日はバナナ買ってきて何かに取り憑かれたようにバナナをお湯につける毎日をすごしたいと思います!みなさんも慣れ親しんがバナナをいじめ抜いてバナナとの新たな世界のドアを開けてみては如何でしょうか!
最後にいつものあのボケ言うよ!びっくりしたときなんかに使ってみよう!
そんな…
馬鹿な!!\(^o^)/ありがとうございました!