先日夢遊病のようにハナマサを練り歩いておりましたら、タコ的なサムシングが私の目にとまりました。
へえ、最近ではタコ的なサムシングもずいぶんとタコタコしてるんだな、としばし眺めておりましたら、太古の昔より私の心の奥底に眠っていた主婦が目を覚ましだしたのです…!
「…カメ」
えっなに?何か言った?
「ワ…水た…」
…?
……!そうか!見えた!
ワカメの水炊きや!
タコとワカメの水炊きがスイミング in the 炊飯器や!ヽ(^o^)丿
料理の響きが料亭感あふれるそんな朝ごはんに挑戦です!
レッツクッキン!
というわけで今夜炊飯器にぶち込まれる具材はこいつらだ('∀`)
ヘルシー!('∀`)
今日はタコのぶつ切りを、
炊飯器に送り込みます!
ちょっとぬめっとしたえのきだけ!
えのきだけじゃないのにえのきだけ!なーんつって!ヽ(^o^)丿
そして食べると踊りだしてしまうほどおいしいことから舞茸!ヽ(^o^)丿
そして香りの王子ショウガさん!
全て炊飯器にぶちこんで…
こいつの出番だ!
ところで余談なんですけどこのわかめ、遡ること10年前、自分がまだ右も左も上も下も前も後ろもスワヒリ語もヒンドゥー語もわからない大学生の頃からずっと使い続けてるんですがなぜかなくなりません。もしかしてひと目につかないところでこっそり増殖してるんじゃないかな、と思うんですけどふえるわかめちゃん、ってそういう意味だったんですね。すごいお得。賞味期限を示すシールははがれ、ある意味では不死身となっている無限わかめちゃんなんですけど、どこのメーカーかもわかりませんがみなさんもそういうわかめにあたるといいですね('∀`)
そいつをたっぷりどーん!ヽ(^o^)丿
水をじゃぼーん!ヽ(^o^)丿
さらに昆布!とカツオダシの素をぱらぱら。
さて、ばっちりできたんで炊飯よろしくぅ、と思ったその時!私の脳内主婦からエマージェンシーコールが届いたのである!
シェフの頭のなかの主婦・あけみ(46)「ねえねえ、もしかして炊飯にしたらあんまり熱く煮込み過ぎちゃってわかめがデロンデロンになって溶けちゃって残念、みたいになるんじゃない?」
…確かに!(;´∀`)
あぶなかった、ただでさえ最近は友人のPさんに「レベル下がってない?」と言われているのだ。レシピ本作家としてきちんと料理できるところを見せる必要がある。
そこで閃くウルトラC!
保温!ヽ(^o^)丿
すごい。温度を上げきること無くじっくりと熱を通したいなら、いっそのこと炊飯しないという裏技なのだ。突然じんわりと温まり始める炊飯器にタコもワカメもマイタケもえのきだけもみんな仲良く煮こまれっちまいな!ヽ(^o^)丿
…そして夜が明けた!('∀`)
それではオープン・ザ・ドアしてみましょう!どうぞ!
なんかいい気がする!わかめも原型を保ちつつおいしそう!('∀`)
器によそって、
ごま油とポン酢をかけて完成!
さっそく同居人に食べさせてみたところ、「おいしい!」と嬉しいリアクション。簡単にできるワカメとキノコのタコ水炊き。みなさんも是非挑戦してみてくださいね!ヽ(^o^)丿
……で、ハッピーエンドだと思うじゃん?
続く同居人の言葉にシェフ社畜は耳を疑った。
「ご飯は?」
そうか。
これは朝ごはんやない。
ただの単品おかず、いや…
小鉢や
炊飯器で小鉢を一品作ったんや。
おかずもなければ米も炊けてないし、ただただ黒い器に煮タコがよそわれているのである。
ワカメがデロンデロンにならないように炊飯せずに保温するとか、そんなことより大事なことがあったのだ。
小鉢は、
小鉢は朝ごはんではなかったのだ。
今日もまた偉大な発見を人類に残すことが出来ました。
小鉢は朝ごはんじゃあ、
ないんだぜ…!!!ヽ(^o^)丿
俺の髪の毛もふえるワカメちゃんすればいいのに!ヽ(^o^)丿
社畜のはりきり朝ごはんでした!ヽ(^o^)丿アソーレ